営業22年の私が我が家の保険を見直した!60代からの安心に本当に必要なのは、高い特約ではなく『シンプルな身軽さ』
「万が一」という言葉の裏読み。その高い保険料、いつまで払い続けますか?
みなさん、こんにちは。あんずです。
前回の記事では、私の少し長いキャリアのお話をさせていただきました。幼稚園教諭から不動産、そして生命保険の営業として23年以上、多くのお客様の「人生の設計書」に携わってきた歩みです。
そんな「保険のプロ」である私ですが、実は少し前、人生の大きな節目を前に、我が家が加入している生命保険をガラリと大胆に見直しました。
結果、毎月の固定費を大きく減らし、その分をしっかりと手元の現金(命金)として残すことに成功したのです。
日本の保険加入率は非常に高く、シニア世代の多くが「これからの病気や医療費が不安だから」「万が一のときに子どもに迷惑をかけたくないから」と、現役時代からの高い保険料をそのまま毎月、真面目に払い続けています。
中には、毎月の給与明細や通帳を見て、「保険料が高くて手元にお金が残らないけれど、解約するのは怖い……」とため息をついている方も少なくありません。
でも、ちょっと待ってください。
23年間、保険の約款(ルール)と特約の仕組みのウラ側を見続けてきた私だからこそ、本音で言えることがあります。
60代からの安心に本当に必要なのは、手厚すぎる「特約」ではなく、何にでも使える「現金の身軽さ」なのです。
今回は、現役生保レディが実践した、絶対に後悔しない「大人の保険引き算術」をお届けします。
1. 契約のプロが明かすウラ側:現役時代の「手厚い特約」は、今のあなたに必要ですか?
私たちが30代、40代の子育て現役世代だった頃、保険は「自分が倒れたら、残された子どもの生活費や教育費が何千万も必要」という目的で、大きな死亡保障や特約をつけていたはずです。
ですが、60代を迎えた今のあなたはどうでしょうか。
子どもはすでに社会人として自立し、自分の足で歩み始めていますよね。つまり、あなたが背負っていた「重い責任(巨額の必要経費)」は、すでに人生の役割を終えてすっきりと引き算されているのです。
生命保険会社や組織というものは、常に「不安」を膨らませることで、新しい特約を次々と提案し、ルールを作る側が損をしないように保険料を維持させようとします。「年齢が上がったから、病気のリスクに備えてこの特約を追加しましょう」という優しい勧誘トークの裏には、巧妙なビジネスのロジックが働いています。
でも、冷静に考えてみてください。
入院したら1日1万円もらえる特約のために、毎月何万円も高い保険料を払い続けるくらいなら、その保険料をそのまま銀行口座に貯金しておいた方が、病気にならなかった時でも自由に使える「最強の医療費」になります。他人が作った複雑な特約の箱にお金を払い続けるのは、本当にもったいないことなのです。
2. 失敗から学んだ真実:他人に預けた「安心」より、手元の「現金」が一番強い
今の仕事に少し疲れていたり、これからの年金生活に漠然とした不安を抱えていると、私たちはつい「保険会社という大きな存在に高いお金を払っていれば、老後の健康も安心も守ってもらえるんじゃないか」と、外側のシステムに依存したくなってしまいます。
実は私もかつて、将来への焦りから、ネットの甘い言葉に流されて高額なスクールを検討し、独学で2冊のKindle出版に挑戦して収益ゼロという苦い失敗を経験しました。
また、かつて生命保険会社で「支部長」という役職を必死に全うしていた時も、上の都合で職を降ろされるという理不尽な組織のルールを味わいました。
これらの失敗から私が痛いほど学んだのは、「誰かが用意した仕組みや組織は、最後の最後で私たちの人生を保障してはくれない。自分を守れるのは、自分でコントロールできる知識と、手元にある現実のお金(現金)だけだ」ということです。
保険も全く同じです。複雑な約款(ルール)の裏に隠された特約にお金を縛り付けるのではなく、いつでも自分の意志で、お惣菜を買うのにも、娘と旅行に行くのにも、万が一の医療費にも使える「現金」として手元に残しておくこと。これこそが、何よりも強い、本物の「資産防衛」なのです。
3. 現役生保レディが我が家で実践した「保険の引き算・3つのステップ」
ブームや営業マンの言葉に流されず、あなたの生活を一番身軽にするための具体的なチェックポイントを3つ共有しますね。
死亡保障は「お葬式代+α」まで大胆に引き算する:
子どもが自立した今、何千万もの死亡保障は不要です。残された家族が困らない程度(お葬式代や身辺整理の費用として200万〜300万円程度)のシンプルな終身保険を残し、それ以上の大きな保障は思い切って減額(減額特約の利用)するか、解約してしまいましょう。
「高額療養費制度」をスマホで指差し確認する:
「もし大病をして、何百万円も医療費がかかったらどうするの?」という不安への最大の防衛策は、国の素晴らしい仕組みである「高額療養費制度」です。一般的な収入であれば、どれだけ大きな手術をして入院しても、私たちが窓口で支払う自己負担額は月々約8万円程度で済むルールになっています。この公的保障という「本物のルール」を知っていれば、高い民間の医療保険に怯えて入る必要がないことが分かります。
保険証券をスクショして、「定期型」をチェックする:
今すぐご自身の保険証券を開いてみてください。もし「10年更新」などの文字があれば要注意です。それは年齢が上がるたびに、保険料が倍近くに跳ね上がる特約がついている証拠です。 Windows 10のパソコンやスマホのメモに、今の保険料がいつまで続くのかをキッチリ書き出し、老後の年金生活を圧迫する前に、一刻も早く「一生活わらない(終身)」のシンプルな形に見直しましょう。
最後に:身軽になったお財布で、これからの人生を主役として生きる
私の人生の師匠だと思っていた方が亡くなっていたことを風の噂で知った時、私は「誰かの決めた安心の枠に収まるために、今ある大切なお金をすり減らしている暇はない」と強く誓いました。
がんばって家族のために高い保険料を払い続けてきた現役時代は、もう立派に卒業です。
これからは、不要な特約をすっきりと引き算して、手元に残ったお金で、娘と美味しいものを食べに行ったり、新しいお洋服を買ったり、このブログのような「大人の自由研究」にちょっと投資してみたり。生きている「今」を豊かにするために大切なお金を使いましょう。
自分の人生のハンドルを、保険会社の営業トークに渡してはいけません。ルールの裏を読み、賢く守って、これからの暮らしを一番シンプルな笑顔で満たしていきましょうね。
これからも、私の23年の全知識を総動員して、みなさんの資産を守る本音をお届けしていきます!



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