あんずの「裏読み」暮らし帖 

 

みなさん、はじめまして。

こんにちは。あんずです。インスタグラムを眺めていると、流れてきませんか?

「これを飲むだけでマイナス10キロ!」

「寝ている間に脂肪燃焼!」なんて、魅力的なダイエット広告。60代に差し掛かり、健康や体型が気になり出す私たち世代にとって、あのキラキラしたビフォーアフター画像は、まるで魔法の杖のように見えてしまいますよね。

でも、ちょっと待ってください!生命保険の営業を23年続け、数え切れないほどの契約書を読み込み、特約の裏の裏までお客様に説明してきた私から見ると、あのアドには「ん?」と立ち止まってしまうような隙がいくつも見え隠れしています。

私はこれまで、不動産営業やローンの決済、さらにはネットワークビジネスまで、いわゆる「お金と契約」が密接に関わる世界で生きてきました。支部長という責任ある立場を経験し、時には組織の裏側にある苦い真実も見てきました。そんな私が、つい最近、自身のダイエット熱に浮かされてポチりそうになった経験を交えながら、損をしないための「情報の見極め方」を伝授しますね。

 1. 契約書のプロが真っ先にチェックするのは「特商法」の表記です

皆さんは、広告のリンク先にある「特定商取引法に基づく表記(特商法表記)」というページを最後まで読んだことはありますか?普通の人は読みませんよね。文字は小さいし、専門用語ばかりですから。

しかし、私の場合は、生命保険の設計書を確認するのと同じ熱量で、まずはここをチェックします。

なぜなら、ここにこそ販売者の「本音」と「逃げ道」がすべて隠されているからです。

先日、インスタで「初回実質無料」というサプリメントの広告を見つけました。私のダイエット欲が刺激され、もう少しで指が動くところでしたが、特商法表記を確認して驚きました。住所をグーグルマップで調べると、そこはなんとただの「バーチャルオフィス」。さらに電話番号は携帯電話の番号のみ。23年間の生保営業で培った直感が「これは危ない」と警鐘を鳴らしました。

もし、効果がなくて解約したいと思った時、連絡がつかない相手からお金を取り戻すのは至難の業です。保険の契約だって、何かあった時に担当者が捕まらないのが一番困りますよね?それと同じです。

 2. 「定期縛り」という名の、目に見えない特約に気をつけて!

次にチェックすべきは「解約条件」です。広告では「いつでも解約OK」と大きく書かれていても、特商法表記の深い場所に「ただし、2回目を受け取らない場合は定価との差額を請求します」なんていう、驚くような一文が隠されていることがよくあります。

実は私、過去にKindle出版を2冊ほどしたことがあるんです。 収益化を目指して必死に書きましたが、結果はゼロ。その時、焦ってお金が欲しかった私は、「簡単に稼げる」「すぐに元が取れる」という甘い言葉に乗せられて、高額なマーケティングツールを契約しそうになった苦い経験があります。その時も、冷静になって規約を読み込んだら、解約には何十項目もの条件をクリアしなければならないことが判明しました。

「簡単に」という言葉の裏には、必ずと言っていいほど、私たちを縛り付ける「複雑な仕組み」が用意されています。支部長という職を、今思えば降ろされるように仕向けられていた私だからこそ分かります。ルールを作る側は、常に自分たちが損をしないように細工をしているものなのです。

3. 私が実践している「損をしないための3つのチェックポイントその

では、怪しい広告に惑わされないために、私たちは何を基準にすれば良いのでしょうか。私が契約のプロとして、また人生の先輩として大切にしているチェックポイントを共有しますね。

運営会社の「実態」があるか:住所が実在するオフィスビルか、固定電話の番号があるかを確認しましょう。責任の所在が曖昧な会社は、トラブルの際に逃げます。


「返品・返金ルール」をスクショする:購入画面ではなく、必ず「特商法表記」内の返品規定を保存してください。「全額返金保証」と書いてあっても、「未開封に限る」や「診断書が必要」など、無理難題が隠されている場合があります。


「定期購入」の総額を計算する:初回500円でも、半年続けたら5万円を超える……なんてことはザラです。保険の見直しと同じで、総支払額を見て、その価値があるか冷静に判断しましょう。

 最後に:本当の豊かさは、自分を守る知識から

私は今、娘と二人で暮らしながら、これからの人生をどう豊かにしていくか模索しています。稼いだお金が税金で引かれ、手元に残らない虚しさも、貯蓄が増えない不安も、皆さんと同じように痛いほど感じています。

だからこそ、私たちは「守る」ことから始めなければなりません。

私の人生の師匠だと思っていた方が亡くなっていたことを知った時、 私は「時間は無限ではない、そして情報は自分で掴みにいかなければならない」と強く感じました。誰かが用意した甘い罠に飛び込むのではなく、自分の目で確かめ、納得して選ぶこと。それが、60代からの賢い生き方だと思うのです。

インスタのダイエット広告も、Kindle出版も、ブログも、根っこは同じです。「楽をして」の裏にある仕組みを紐解く力さえあれば、私たちはもう騙されません。これからも、私の失敗談や経験を活かして、皆さんが損をしないためのヒントを発信していきますね。一緒に、賢く、美しく、そして確実にお金を残していきましょう!

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